根挿し(ねざし)
挿し木の方法のひとつ。
太い根の一部を切り取って、清潔な用土に挿します。
用土に完全に埋め込むのではなく、斜めに挿し込み、一部が土の上から出るように挿す方法です。
この方法は、根がゴボウ状になる植物や、貯水能力のある肥大した根をもつものに用います。
サボテンの一種や観葉植物、フジ・ジンチョウゲ・ライラックなどに応用します。
挿し木に比べると、行える植物が少ないため、それほど一般的ではないようです。
出根してから1~2年たった(と見られる)根を、付け根から10センチほど刃物で切るか、ねじり切ります。
太くてしっかりとした根を選ぶのがポイント。そして、なるべく若い株から取った方が活着が良いでしょう。
その後、半日陰で半日ほど陰干ししてから、付け根の部分を1センチほど用土から出して植え付けます。
発根するまでは、日陰に置き、水は与えないようにします。
活着すると、発芽してきますので、そのタイミングで徐々に水を与えるようにします。
フジは根挿しで増やせる植物です。
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