富士砂(ふじずな)
富士山の火山灰を園芸用に加工した用土。富士山の裾野・御殿場付近に堆積しています。
「スコリヤ」とも呼ばれており、土壌の排水性を高めるはたらきがあります。
色味は黒赤褐色、多孔質の火山灰が細かくなったもの。鉄分が多く含まれており、通気性・保水性に富みます。
角ばった粒子を、大きさ別にふるい分けて、ほかの用土に配合して使いられます。
水の通りがよく、雑菌・バクテリアの繁殖を抑えるので、灌水した水の腐敗を防ぎ、根腐れもしにくくなります。
とくに良質なものは、漆黒(真っ黒)なタイプ。赤褐色のものが、水はけがそれほどよくありません。
東洋ランやオモトの植え込み用土として用いられる他、一般植物にも広く使われているようです。
また、漆黒の色合いが植え込んだ植物をひきたたせるので、鉢の表面に置く「化粧砂」としても適しています。
高品質のものを入手したい場合は、黒いものを選びましょう。
また、勝手に富士山周辺から土を採取することは禁じられていますので、くれぐれもご注意を。
このページへのリンクは以下のタグを貼り付けて下さい。
<a href="http://engei.info/2007/07/post_237.html" target="_blank">趣味の園芸用語集:富士砂(ふじずな)</a>
胚珠(はいしゅ)
排水性(はいすいせい)
這い性(はいせい)
ハイドロカルチャー
ハイドロボール
胚乳(はいにゅう)
葉肥(はごえ)
葉挿し(はざし)
播種(はしゅ)
葉性(はしょう)
鉢(はち)
鉢上げ(はちあげ)
発根促進剤(はっこんそくしんざい)
花がら(はながら)
花芽(はなめ)
葉水(はみず)
葉芽(はめ)
葉芽挿し(はめざし)
葉焼け(はやけ)
腹接ぎ(はらつぎ)
ハンギング仕立て(はんぎんぐじたて)
ハンギングバスケット(はんぎんぐばすけっと)
培養土(ばいようど)
ばらまき
バーク
バーク堆肥
バーミキュライト
パーライト
肥効(ひこう)
ひこばえ
非耐寒性(ひたいかんせい)
肥料負け/肥料焼け(ひりょうまけ/ひりょうやけ)
深植え(ふかうえ)
覆輪(ふくりん)
富士砂(ふじずな)
斑(ふ)/斑入り(ふいり)
仏炎苞(ぶつえんほう)
保水性(ほすいせい)