単粒構造(たんりゅうこうぞう)
砂や粘土など、直径1ミリ以下の非常に細かい粒で組成されている土の構造のこと。
組成が均一なため、水をため込みやすく、通気性も悪いので、加湿や酸欠・雑菌汚染による悪影響(根づまり・根腐れなど)が起こりやすく、園芸には不適とされます。
単粒構造の土は、水分が多いと「ベタベタの粘土状態」、乾燥すると「カチンカチンの塗り壁状態」になります。関東ロームなどの「赤土」をイメージしていただくとわかりやすいでしょう。
手入れをせずに使い続けた土は、次第に単粒構造化していきます。
根が伸びて、土の粒を細かくしていくことや、水やりをすることでも土の構造が細かくなっていきます。
定期的に掘り起こして空気を含ませ、腐葉土を鋤き込むなどして、土の組成を整える必要が出てきます。
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