取り木(とりき)
枝や茎の一部から発根させて、苗として独立させる繁殖方法のこと。
挿し木が難しい木(カエデ・松・シャクナゲなど)の繁殖や、姿がよい枝を新しい株として独立させたい場合、下部の葉が落ちて間延びした樹型を整えたい場合などに用いられます。
枝に傷をつけたり、土に埋めるなどして、新しい根を発生させます。
十分に根が出たら、親株から切り離して新しい苗として別に植えます。
高取り法 … 茎や枝の途中を、水苔でくるむ方法。
傷の付け方は「環状剥皮」「半月削り」「切り込み」「針金巻き」などがあります。
圧条法 … 茎や枝の一部を曲げて土に埋める方法。
柔軟性のある植物体に用います。
盛り土法 … 茎や枝を曲げず、盛り土をして枝や茎を埋める方法。
一度に大量の苗は作れず、発根するまでに時間(2~5ヵ月ほど)がかかる、スローな繁殖方法ではありますが、枝ぶりや樹肌の「いいとこ取り」ができるので、盆栽の世界では多用されています。
シャクナゲは「取り木」で繁殖します。
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